諦めた全てを叶えていたらどうなっていたか
何かをきついと感じ、諦めたことによって得られたものは何か。一番は時間だ。得られた時間を他の好きなことに使い、満足度や達成感、結果を残すことができる。それがゲームでも遊びでも仕事でもだ。
だが年を取るにつれ、あのときもう少し頑張っていれば、諦めていなければ、と思うと今の自分は同じ場所に住み、年収はどういう風になっていただろうか、と考える。そして、少し後悔しては今していることをもう少し頑張ってみる。
気づいたらまた諦めて他のことを探し、どうでもいいことに時間を費やすことになる。こうしたことを毎日、毎月、何年と続けて今に至るのだ。
過去を振り返り後悔することが多い分、毎日何かを諦めているのだ。そしてまた数年後に「あのときもう少し頑張っていれば…」となる。どうせ頑張れないのに過去の自分ばかり叱るのである。
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働く者に理想的な環境を与えているか
「日本一休みが多い会社」「創業以来赤字なし」 異能の経営者、死去
今日、この記事が目に入った。未来工業の山田昭男氏が7月30日に多臓器不全で亡くなったという記事だ。この会社どこかで見たことある…と思ったらカンブリア宮殿に出演されていた。調べたら2011年1月20日放送のときだ。
カンブリア宮殿バックナンバー:会社は自分のものだ!自ら考え、自ら良くしろ!
未来工業がどのような会社で山田昭男氏がどのような経営者なのかは上記記事を読んで頂きたい。読めば読むほど働く者にとってこの上なく幸せな環境である、ということが分かる。社員のやる気を出し、会社のために必死になって働いてくれるにはどうしたらいいのか、をとことん追求した環境だ。
この記事を読めば「このような環境で働きたい」と思う人は多いはずだ。うちの会社も未来工業のようなやり方であれば…と思ってしまう。だが業種や経営者、会社としての方向性などが違うため実現するのは不可能に近い。それでもそうあってほしいと望んでしまう。
山田昭男氏の名言は検索すればたくさん出てくる。
以下のはその中の一つだ。
「給料を払っているから従業員をできるだけこき使え、という発想。そういう発想では、いつまで経っても残業はなくならないよ。」
残業がどうしてなくならないのか。会社や経営者のせいだけではない、働く者が残業をなくすために必死になっていないからだ。私は残業をなくすための努力をどれだけしてきたのだろうか。残業をする日々である以上、その努力は努力ではない。時間をムダに浪費しているだけなのだろう。
山田昭男氏の本がアマゾンでもたくさんある。
気になる本を数冊手に取ってみよう。
ご冥福をお祈りします。
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ホウレンソウ禁止で1日7時間15分しか働かないから仕事が面白くなる
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お盆休みが天使にも悪魔にも見えてくる
今年のお盆休みは8月13日(水)〜17日(日)の5連休になるのが一般的らしい。中には8月11日(月)と12日(火)も休んで8月9日(日)〜17日(日)の9連休を過ごす方もいるようだ。なんとも羨ましい。
このお盆休みが抱えてるプロジェクトによっては天使にも悪魔にも見えてくるので困る。しんどいプロジェクトがお盆に入る前に終われば連休が天国になり天使に見える、というか天使になれる。だがプロジェクトのど真ん中であれば天使にも悪魔にもなる。
ここぞばかりに出勤してプロジェクトを進行させて巻き返しを図るか、どうせ確認が連休明けになるのならと案件を放置して現実逃避をしながら連休を過ごすのか。ど真ん中にあると連休というのは厄介である。目を塞いでも開けても見えるのは地獄である。
私の頭の中では近藤真彦の「ミッドナイト・シャッフル」がエンドレスで流れている。天使のような悪魔の笑顔がチラチラ見えるのである。挫けそうでもあり迷いそうでもある。現実は何?真実はどこ?
「連休、どうせヒマでしょ?」
あぁ…天使のような悪魔の声も聞こえてきた。
悩むほど遠ざかる連休である。
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