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そろそろこっちで復活するかも

転職時に悩む、正解なき職務経歴書

転職活動をすると必ず悩むのが職務経歴書である。どんな企業でも提出を求められ、その内容を埋めるのに一苦労する職務経歴書、こいつが本当にやっかいで面倒で自分の人生がクソだと気づかされる書類である。

希薄で無駄に経歴だけが長い人生を送ると職務経歴書をどのようにして埋めるのかを悩むのだ。長すぎず短すぎず、強調されすぎたスキル感を出さずに自然体に、レイアウトも見やすく人事の心を射抜く言葉を並べて書き尽くすのである。


それをA4サイズの用紙2枚にまとめるのだ。


2枚?

3枚になったらダメなの?4枚は?


こうした疑問にだいたいどの転職サイトも、ハローワークでも街中の転職相談員も「2枚以内が望ましい」と答える。それはなぜなのか。自分の濃密な情報を詰め込んだ職務経歴書の枚数が増えるのはなぜNGなのか。情報がよりあったほうが書類選考しやすいんじゃないのか、なぜなのか。


人事が読むの大変だから。
濃すぎる内容はそれだけで敬遠されるから。


だいたいこんな答えになる。人事も人間、そういうこともある。過去、ありとあらゆる方法を試され、数多くの書類選考と面接を経てたどり着いたのが「2枚」なのである。この2枚に自分という人生を、自分という個を、自分という質を詰め込むのだ。

そうして出来上がった2枚を客観的に眺める。


やっぱり薄っぺらな人生である。
もうやだ、私の人生。


転職の合同説明会に行くとたまに年齢のギャップに居場所を失う

転職活動はいくらITが進んでるとはいえ、街中である転職の合同説明会はなくならない。ただ、毎週のようにあるイベントではなく何十社と集まる合同説明会は数ヶ月に一度くらいなので見逃さないようにしたい。


仕事をしながら転職を考えている場合は、こうした合同説明会がある日程を調べておくことをオススメする。そして、都合がつけばぜひ参加をして気になる会社と会話をしてほしい。

合同説明会の場合ざっくりだが、会社説明などの話を聞く → その場で面談 → 応募(後日、書類選考や面接)という流れだ。


この「その場で面談」というのがポイントで面接官とざっくばらんに会話することも可能だ。特別熱い想いはなくとも「気になったので話を聞いてみたかった」という軽い気持ちでも大丈夫だ。そこから、興味を持てば応募してもよいし、ズレを感じれば次の企業に話を聞きにいけばいい。


企業での面接は恋愛をする場でもあるので緊張してしまうが、こうした合同説明会あれば他の参加者もいるため軽い出会いの場になり緊張感も和らぐものだ。そして、その後の面接に繋がった場合でも一度対面してる面接官になるので、会話の切り口もできやすい。


ただ、参加者の年齢幅が狭く「新卒または第二新卒から」とある場合は心の準備が必要だ。なぜなら周りが若い人だらけになり、浮いてしまう可能性があるからだ。企業側も年齢制限はしない前提ではあるものの、若い人を採りたい気持ちがムンムンと伝わってくる。

周りが若い人だらけでも耐えられる精神力はあるものの、企業側の求める若さが伝わってくるとギャップを感じて心の居場所を失ってしまうのだ。


なんかこう、場違いでごめんなさい、という気持ちが出てしまう。
出てしまうけど御社へのアピールだけは、微かな爪痕だけは残しておきたい。

そう思いながらアピールをして良き連絡が届くのを待つのである。


お願い、届いて。


みなし残業の内容は転職時の重要チェックポイント

求人内容に良さを感じて口コミを見たら、早朝から深夜まで働いて休日出勤もあるが残業代や手当などはない、という書き込みが数件あると気持ちが落ち込むものだ。ただ、それが数年前の書き込みだと求人内容の良さを信じてよいのか迷ってしまう。

その中でポイントとなるのが「みなし残業」の項目だ。


どの求人にもだいたいある「みなし残業」だが、これが私の中での重要チェックポイントになっている。「みなし残業:40時間含む」とあると1日1〜2時間程度の残業をしても残業代は発生しない。1日3〜4時間程度の残業をすれば残業代は発生するかもしれないが、過労死ラインに近くなる or 超えてしまう働き方だ。

激務を前提をした会社であればあるほどみなし残業の時間が多い。それを踏まえて予め多めの給与であれば気持ちも揺らぐが、だいたいが20万円〜25万円程度である。その中に3万円〜5万円の残業代含む、という内容だ。手取りを考えたらそのみなし残業の時間はどんな仕事であれ、5年・10年と続けられる仕事ではない。


その激務の中で出世して会社自体の仕組みを変えればいい、という考えもあるがそもそもそんな熱量があればとっくに出世をして良き年収レベルの域にいる。残念ながら私はそのような熱量がない。故に年収は平均より少し下のレベルだ。仮にそんな熱量と情熱があったとしても、そんな会社に私の人生を注ぎたくはない。


働き方改革が進んでる世の中、将来的にこの「みなし残業」も法に触れることになって、社会からなくなることを祈りたい。みなし残業なんて働く側から見たらなんのメリットもない。残業代は出てるよ、という錯覚にすぎない。


そして今、みなし残業の時間は少ないがその会社の口コミは数件悪いのがある。
悪い情報は数年前だがここ最近の口コミは少ない求人のため迷いが出ている。

何かしら改善をしたのか、そこが読み解ければ踏み込めるが怖さが先行する。
みなし残業の項目、さっさと絶滅しろ。