仕組み化できる人間が優秀になっていく
どれだけ忙しく働いても日々の業務量が変わらなければそれが一生続くことになる。生産性も変わらない、利益も変わらない、時間も変わらない、変わらないのは忙しさと日々の疲れである。
どれだけ忙しくても変えなければならないのが仕組みである。生産性を増やす仕組み、利益を増やす仕組み、時短にする仕組み、それぞれが変わらなければ楽にならず、人を増やすこともできない。どうすればいいのか、仕組みする本やノウハウは探せばたくさん出てくる。
なのに、周りの人や部署は忙しさで死にそうな日々を過ごしている。仕組み化する人間がいないのだ。いたとしてもその仕組み化を下の人間に丸投げして「楽になる方法を提案してみろ」「アイデアを出して」「お金かけずにできる仕組みを考えろ」など、無茶振りをするのでろくな答えが出ない、出るわけがない。
仕組み化で最初にするのがマニュアルである。紙とペンでできる最も簡単な仕組み化だ。だが、作り出すと意外と難しい。自分だけ分かれば良ければ、分からない箇所だけマニュアルにすればいい。だが実際はそうではない、誰でも分かるマニュアルでなければならない。これが難しい。
「右クリックをしてメニューを出す」とあっても「右クリックってなんですか?」と言われたらそのマニュアルは失敗である。ある程度の教育の上にあるマニュアルであるべきだが、その教育があっても分からない人には分からない、拳を振り上げたくなる気持ちをマニュアル化しなければならない。あぁなんて面倒くさい。
そういう小さな仕組み化がツールとなり、組織として動くようになれば指示をするだけで利益が出てウハウハなのである。そして、それらは時間とともに陳腐化していくのでまた新しい仕組みが必要になってくる。それの繰り返しである。
成長には仕組み化が必要不可欠である。
私の人生にはない、あぁ誰か仕組み化してほしい。
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