中間あたりがちょうどいい
肉体派でも頭脳派でもなく特別何かできるわけでもなく、誰にでもできる作業がただできるだけなので怒られることも褒められることもしょっちゅうある日々だ。
何か飛び抜けた能力があればこの怒られたこともバネにしてさらなる高みを目指すこともできるかもしれないが、そこはどこにでもいる凡人、怒られたら凹む。それもめっちゃ凹む。でも褒められると顔には出さなくとも心の中ではお祭りである。
そんな日々だと毎日の仕事はそんなに刺激的でなくてもよいのだ。ドラマのように朝カーテンを開けて「んん〜!今日も頑張るぞぉ!」とかは全くない。「うっわ…もう朝かよ…」と言いながら布団から出る。
忙しすぎずヒマすぎず、特に何もないまま今日も一日お疲れさまでしたー、という感じがちょうどいいのだ。そんな中間的な日々が欲しいのだ。
でも実際はそんな中間的な日々はあんまりなくて定時になんて帰れなくて、ふと周りを見れば鬼のような形相でガッチャガッチャやってる人もいるし、のほほんとしながらやってる人もいるし、魂抜けてる人もいる。
そういうのを見ると仕事ってなんだろ、って思う。
あぁ魂抜いて深い眠りにつきたい。
- 作者: 西多昌規
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2012/05/11
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