一番になれないときは一番になる奴についていこう
ベルセルク、有名ですね、名作ですね。
で、思い出したセリフというかシーンが主人公のガッツが鷹の団を抜けるときにジュドーがどうして鷹の団に入ったのか、というところ。ジュドーはナイフが得意なんだけどナイフで一番になることはどうしてもできなかった、ならば何かで一番になれる奴の下につこう、それが理由だった。(かなり大雑把だけども)
社会でも同じようなもんですかね。
働けば「何かしらで一番になりたい」という欲求はあるけどあらゆる壁にぶち当たって挫折して上には上がいて井の中の蛙で土の中にいるミミズのほうがよっぽど世の中に役立ってるじゃないかとか思い込むほど社会の怖さと厳しさを知らされるわけですよ。社会って怖ぇ、超怖ぇ。
んで、当然一番になれないわけで。私のようなだらしのない何の取り柄もない飲み会にも呼ばれないことがよくあるこの私が何かの一番になれるわけがないわけで。あぁ地球ってなんで滅びないんだろう。
そう思うと一番になるのはとりあえず置いといて今一番になれる奴、なろうとしてる奴の下で働けば一番の世界が一緒に眺められるんじゃないか、というわけだ。ジュドーもそうしてグリフィスについていったんだよ。ジュドー、カッコいい。死んじゃったけど。
でも一番になろうとしてる奴ってぬるくないんだよね。超熱いし、壁なんかどんどんぶち破るし、ついていくのも超大変。今度はついていくのに必死になってもうダメ、ムリ、死ぬ、しんどい、タイムタイム、もうほんとダメ(エンドレス)そんな感じ。一番って生半可なことじゃなれないというのがよく分かる。
生きるって怖ぇ。
- 作者: 三浦建太郎
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