気持ちの切り替えは毎日すること
仕事で長期的なプロジェクトに参加していると負のスパイラルになることはよくある話だ。一旦負のスパイラルになると抜け出すのは難しい。
一日でも早く遅れたプロジェクトを取り戻すために休みもなくがむしゃらに取り組むこともある。取り戻すにはきついことだががむしゃらにするのが一番だ。余計な考えは捨ててできることに集中すればよい。
だがそのがむしゃらもどこかで区切りをつけないとオーバーワークになり空回りのスパイラルになる。こうなると何をやっても改善せず、ただただ落ちていくだけだ。やればやるほど深みにはまっていく。これが一番恐れることだ。
ある程度がむしゃらにしたら休日をとるのが良いが、そんなことも言っていられない状態だろう。一日でも休んだら…となるがそういうときは3時間くらい休むのがいい。昼寝をしたり、カフェでぼーっとしたり、マッサージをしに行ったり、本屋にいたり、カラオケに行ったり、となんでもいいからリラックスしてほしい。
そんな時間すら取れない状態なら心身にひどい影響が出てきてしまうだろう。そうなる前に逃げてほしい。
そこまで追い詰められないように毎日何かしらの気持ちの切り替えは必要だ。仕事が終わったあとでなく、仕事している時間の中でだ。
終わってからすればいい、休みがあればいいじゃないか、と言わずに仕事中にしてほしいし、できる仕組みにしてほしい。毎日遅くまで働いていなくとも、定時で帰れる環境でもだ。そうした仕組みがなければ何十年と同じ会社で働き続けるのはムリだろう。
自分の中でもちょっとした切り替えは必要だ。トイレに行くのも気持ちの切り替えの一つだ。他にも気分転換をしていくことでリラックスして良いアイデアが浮かんだり、仕事の効率が上がるはずだ。
がむしゃらに仕事させるのが本人にとっても将来的にもいい、というのは間違いではないが、それは使い方や限度を誰よりも把握してるときだけだ。ただがむしゃらにやらせてるだけでは乱暴に扱ってるだけにすぎない。すぐやめるべきだ。
毎日どこかで気持ちの切り替えをしよう、今からでもしようじゃないか。
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