わたしが感じている世界

そろそろこっちで復活するかも

石橋を叩いて叩いてさらに叩く

慎重になることはとても良いことだと思っている。よく考えずに先に進もうとして失敗して、その失敗から成功への糸口を掴んでまた先に進む…というやり方も当然あるのだが、なぜその失敗の前に一歩立ち止まって考えたり検証をしたり実験をしたりといったことをしないのだろうか。

とにかく突っ込んでいって失敗してそれが周りにも影響のあることならそれはとても迷惑な行為だ。さらに迷惑なのはその失敗を周りに押しつけることだ。それは人としてとても残念なことだが、失敗を周りに押しつけず自分自身で処理をしてくれたら迷惑さも軽くなる。

でもこうした慎重なことをせずに進める人は私は羨ましいとも感じてしまう。失敗が怖くていつも慎重に慎重を重ねてから行動に移すので仕事はとても下手なほうだと思う。本当に失敗をしないのだろうか、これをこのまま進めて本当に大丈夫なのだろうか、失敗した場合はどのように動けばリカバリーができるだろうか、といったとてもイライラした行動にもなってるはずだ。

私は突進することはできない。


スペイン フェリペ二世の生涯―慎重王とヨーロッパ王家の王女たち

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