情報共有というもの
報告・連絡・相談の「報連相」は仕事を効率的に進めるのにとても重要なことで悪い情報も良い情報も共有されると与えられた仕事に対して責任感も出てくる。悪い情報は誰もが受け取りたくないものになるけど時間が経てば経つほどやっかいな情報になって手がつけられなくなる。良い情報はすぐ受け取りたいものだけど時間が経てば経つほどチャンスを逃すことになる。
仕事をしていると自分とは無関係な情報が入ってくるけど、重要な情報ほど入ってこない、というのもよくある。悲しい受け取り方としては特に関係性の低い人に情報が先に入って、知っていればすぐ対処できる人に後から情報が入ることだ。情報伝達のミスとかであればまだ良いが、それが個人間の親密度で決まっていればとても残念なことでもある。
また勘違いということもある。自分はその情報に対して重要な位置にいる、と思っていても実際はすごく後回しにされて情報が入ってくる。それは困るしすぐ対応できるようにと伝えても「今は知らなくていい」と返ってきたらモチベーションもかなり下がってしまう。仕事しているとそういうことはしょっちゅうだ。
知らなくていい情報は多々あるが、知りたい情報を得るためには本当に大変なことだ。私は後回しにされることがよくあるほうなので周りから見たらだいぶ下なのだろう。悲しいけど今はそれが現実なのだ。
- 作者: 野口悠紀雄
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1993/11
- メディア: 新書
- 購入: 11人 クリック: 238回
- この商品を含むブログ (149件) を見る