親戚や友人に自慢できるほど楽しい仕事をしているか
年末年始に親戚の集まりに参加し、友人たちとも話をしたがそのときに仕事の話も当然する。何をしているのか、どんなことなのか、どんな会社なのか、楽しいのか、を。
「こんな仕事だよ、こんな会社だよ」と説明していくうちに軽くグチも入ったりして危ないと感じた。楽しさを全く伝えきれていないのだ。私自身、今の仕事に楽しさを心から感じることが少なくなり、このままでは私が私を潰すことになると思っている。そんな状態で楽しさなんて伝えられるはずもない。
じゃあ、どうすれば楽しさを伝えられるのか。
サービス残業とか夜遅くまで働くとか給料が少ないとか、そんなグチなんてどこで働いても出てくるものだ。自分がなりたいものへの努力が足りなければ足りないほど出てきやすい。なりたいものを思うのは簡単なことだ。ただ、そのための努力を全くしていない。
これだとどんな仕事をしていようと楽しくない。楽しくないから親戚や友人たちと会ってもグチが出てしまうし、何を成し遂げたのかも言うことができない。だって何もしていないし、何も得ていないのだから。
何も犠牲にすることなく欲しいものを得ることができるのはほんの一握りの人間だけだ。特に私のようなダメな人間は自分自身を犠牲にしなければ動くことすらしない。
お金、時間、睡眠、食事、物欲。
次の年末年始は笑って自慢できるように努力しよう。
- 作者: 加藤三彦
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2013/01/18
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る