知っている人がどうやって知ったかを聞け
この言葉は最近TwitterやFacebookで目にすることがあったので調べたら2chのUNIX板で書かれた言葉の一部だった。それも2002年でもう10年以上前のことだ。スレはもうすでにないが、まとめてるサイトがあったので以下そこから引用させて頂いた。
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202 名無しさん@お腹いっぱい。 :02/09/23(月)
06:35知りたいことを、知っている人から聞くな。
知っている人がどうやって知ったかを聞け。
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これは現在でもこの先でも通じる言葉だ。
何か分からないことがあると自分で調べもせずにすぐ誰かに聞く人がいる。そういう人は「検索したらすぐ出てくるよ」と教えても「聞いたほうが早いから」と答えるのだ。そしてまた別の質問を投げてきて答えを求めてくる。正直ウザい存在である。
魚が食べたいから魚を食べる。
食べたいと思うのは当たり前の欲求だが、自ら行動しない人はテーブルで料理が出てくるのをひたすら待っているだけなのだ。そのくせ口はよく動く。美味しい、マズい、料理が遅い、味付けが変、見た目が、金額が、この焼き方がいい、煮付けがいい、とか。「材料を探す」「自分で調理する」という選択肢が全くないのである。
こういう例えを身近のことや職場のことに置き換えればいくらでも出てくる。質問のレベルが難しいならまだしも、1分調べれば答えがわんさか出てくるような簡単なレベルを何度もしてくるとそいつは面倒くさがりではなく、ただの成長しないアホな人間としか思えないのだ。
調べ方が分からないのであれば答えを知ったときにどういう言葉で探したのかを聞けばいい。どういう本でどういうジャンルから探したのかを聞けばいい。どういう実験をしたのかを聞けばいい。どういう技術を習得すればいいのか聞けばいい。
とにかく聞け、どうやって知ったのかを聞け。
たったそれだけでこれから先を生きる武器になるのだ。
武器すら持とうとしないアホな人間にはなるな。
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