一つにこだわりすぎると全体が崩れる
資料作成をしていると書体の大きさや色、配置など細かいところにこだわりすぎることがある。請求書一つを見ても会社によっては見やすい、見にくい、分かりやすい、分かりにくい、シンプル、など様々な個性が出ていて面白い。
社内にしか使わない書類であっても見やすさや伝えたいところの強調など考えて色々しているうちに、自己主張が強いだけの書類になって何を伝えたいのかさっぱり分からず結局シンプルなものに戻して提出、ということもある。
そうした中でふと手に伸ばすのがテンプレートだ。書類を作成するとき使うテンプレートだが、それを元に自己流にアレンジしたのを提出してしまうと大抵は却下されて失敗する。当たり前だけど、分かりやすくしたつもりが相手にとっては見慣れないものなので迷惑なのだ。しかも社内ルールと違うものなってしまう場合もあるのでなおさら却下になる。
何も知らずに自己流で作り上げることは危険である。最初はこれはよい改良だ!と思うかもしれないがスケールが大きくなるにつれて訳が分からなくなる。結局、元から長年使い慣れたままのものを使うのがベストなのだ。不満があればそれについての改良を提案すればいいだけなのだ。
見やすく、をこだわりすぎて余計な時間を食ってしまった私の一日。
あぁタイムマシンが欲しい。
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