妄想ができる脳みそって素晴らしいシステム
普段から何気なくしている妄想だが、よくよく考えれば素晴らしいシステムだ。システムという言い方が適当であるかは置いといて、脳内でしゃべったり映像化させたり、感情が入り込めば怒りや喜びにもでき、想像力を豊かにすればやっちゃいけないコトまで繰り広げることができる。脳みそってすごい。
そんな素晴らしいシステムがあるからこそ、私はこうして常に現実逃避することができ、あんなこといいな〜できたらいいな〜、を脳みその中であらゆるパターンを楽しむことができる。物語の内容によっては仕事以上の想像力が発揮されてありとあらゆる人物が登場して私の言いなりになり、目線一つで右から左へ、思うがままのしゃべりや行動をさせることができる。
もしこの妄想ができない状態になったら人はどうなるのだろうか。
今こうして考えてる文章も一旦は脳みその中で再生されて簡単な推敲をしてから書き出している。書き出したあとにおかしいところがあれば修正したり加筆したりする。こうした当たり前の行動ができなくなるだろうか。言葉も脳みその中でしゃべることができなければ常に声に出さないと脳みそは処理できないのだろうか。
こうした仕組みが脳みその中にあるから日々の生活ができ、仕事もでき、生きていくことができるのだろう。だがもしこの仕組みがなかったらと思うと一体どうなるのか想像すらできない。ほら、こうした考えをすることもできなくなるのかもしれないのだ。一体どうなるのだ?
脳はあらゆる角度から色んな解析がされて解明もされているのだろうが、私自身がそれについて理解することはとても難しいことだろう。さきほどのことももしかしたら様々な仮説が立てられて色んな論文があるかもしれない。ただ私が目にしていないだけで。
世の中分からないことだらけだけど、とりあえず今日も色んな人を脳みそにご招待してあんなこといいな〜できたらいいな〜、を繰り広げる。一体どんなことをしているのかは大体ご想像の通りである。
- 作者: サンドラ・アーモット(Sandra Aamodt),サム・ワン(Sam Wang),三橋智子(みつはしともこ)
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2009/04/24
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