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わたしが日々感じている世界

一度の人生、適当に生きようぞ

現実逃避をするときはだいたい宇宙にいく

毎日現実逃避をしている私、皆さんもきっとしている現実逃避。楽しいよね、だって自分の思い通りの世界で好き勝手できるから。楽しいったらありゃしない。

その現実逃避も考えたら現実に影響された逃避をしているから面白い。最近では半沢直樹の影響で頭の中で剣道をしている。私は剣道の達人であるものの、見た目は優男でひ弱なサラリーマンにも見える。そんな妄想から入るのだ。

そして、実際に悪そうな奴が前から歩いてきたら現実逃避がスタートする。

体格はプロレスラーのようで大きく、歩くその様は極悪そのものでありそいつからいきなり絡まれてガンの飛ばし合いで罵声や暴力が私を襲ってきてもう絶体絶命のピンチ。もうヤバい。

殴られて倒れ込む私に慰謝料など因縁をつけて金銭を要求してくる悪い奴。でも私はスッと冷静に立ち上がり、なぜかそこに落ちていた丁度いい長さの棒きれを手に取ると静けさとともに張りつめた空気で悪い奴を威圧し、剣道の構えをする。一瞬、身を引いた悪い奴も不良のプライドからか罵声とともに飛びかかってくるのだ。その顔はもう獣みたいで罵声から飛ぶ唾で汚らしさもある。

その唾をも棒きれでかわしつつ、垂直に上げた棒は一瞬のうちに悪い奴の頭に鋭く当たり、小さく低い声で苦しみを上げながら地面に倒れ込む悪い奴。その姿をしばらく見下ろしながら私はゆっくりと近づき、耳元でこう囁く。

「まだやるかい?」

さきほど脳天に直撃した痛みがまだひかない中、この痛みをさらに全身に走ることになるのか…と想像した悪い奴は痛みでうまく立ち上がれない体で必死で逃げて行く。ヒィヒィ言いながら逃げて行くその姿は滑稽だ。

そして、私はその光景に酔いしれて全身に甘い痺れを感じ、やがてその快感は頂点に達して宇宙へ飛び出すのだ。

宇宙に飛び出し、自分自身の小さな存在を確認すると現実逃避は終了である。

実際は柄の悪い人が歩いてきたら目を合わさず適度な距離を保ちながら通り過ぎる。見た目は冷静にしつつも内心ビクビクと恐れているのだ。だって私、超弱い。いかつい人に「ゴルァ!」とか目の前で言われたら意識飛んじゃう。

あぁ宇宙に逃げるの楽しい。

宇宙の事典―140億光年のすべてが見えてくる

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