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わたしが日々感じている世界

一度の人生、適当に生きようぞ

1円に執着しすぎると5円も10円も損をして時間も無駄になる

新しいサービスの導入や備品の購入など業務をしていれば必要なものはたくさん出てくる。ペンや紙といった消耗品で数個程度あればコンビニや近くのスーパーで買えば特に問題はない。だが、大量購入や一つのものが高額の製品といった簡単に購入できないものは大変だ。購入のルールは企業ごとに様々違うだろうがどこも面倒ばかりだろう。

始めは商品調査したりするがある程度決まれば相手の会社から見積りをもらう。そのあとに上司確認や物によってはさらに上役の決済が必要となる。そのときに面倒なことは1円でも安く、という攻防だ。購入側は安ければ安いほど嬉しい、売る側は安くしたいが利益が減りすぎるのは困る、とお互いが譲らない状態でのやりとりが続くと疲れは増すばかりだ。

このときに購入ラインを決めておけば話のスピードも増すが、価格以外のところで横に逸れると今度はとにかく時間がかかる。別の商品の選択や業者の変更、担当者の変更、この業者とこの業者を協力させる、第三者に入ってもらってさらに深く調べてもらう、など購入条件がどんどん増えていくパターンだ。こうなると落としどころをどうするかでまた迷う。

購入ラインを決めてもそのラインにすら届かないところで他の条件が増えていくと終わりなき攻防戦となってしまう。導入すれば様々な問題解決となるはずが1円でも安くするために人と時間をどんどん使い、気づいたら数ヶ月経っていたなんてことになれば5円や10円の損どころではない。こうした購入ラインだけではなく、ある一点にこだわりすぎるとそこを突破するために人と時間をいたずらに注ぎ込んでしまう。こうしてる間に別の商品が発売され、それが魅力的に見えてまた出発地点に戻ってしまう…といった繰り返す。

多少、損だと思ってもさっさと決めてしまうのが一番だ。

知らないと損する 池上彰のお金の学校 (朝日新書)

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