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わたしが日々感じている世界

一度の人生、適当に生きようぞ

情報収集で気をつけること

仕事でもプライベートでも情報収集するときはWEBやSNS、テレビやラジオ、本や雑誌など様々なところから必要な情報を集める。個人的なことなら自分で区切りをつけ、欲しいだけ集めて満足したら終わりでよいが、仕事だとそうもいかない。簡単に区切りをつけるわけにもいかないし、報告するのであれば情報整理もして見合うだけの情報量にもしなければならない。

この情報収集を一人でやるか多人数でやるか、で情報の質も蓄積の仕方も引き出しとしての使い方もだいぶ変わってくる。多人数でとある情報について集めようとした場合、情報収集が上手な一人に偏ると他の人はそれに頼って簡単に見つかる情報だけで満足してしまう可能性がある。その場では良き情報が集まったので課題はクリア、となるかもしれないが問題はこのあとだ。

これが情報として蓄積されているのであれば同じ情報を引き出そうとした場合、簡単な情報を見つけた人たちは上手な人が見つけた情報を引き出そうとする。でも頼っていたので探すのが一苦労しそうだし本人に聞いたほうが早い、となり上手な人から直接引き出そうとしてしまう。上手な人は自分で見つけた情報でもあるので「それ○○にあるよ」という間にも自分の情報の引き出しからサッと教えて自分の業務へ戻る、ということになる。

これが繰り返されると情報収集が上手な人はさらに上手になり、簡単な情報収集で終わった人はその上手な人に頼り続けてしまう、という嫌なスパイラルができてしまう。極端なことかもしれないが、些細で嫌なスパイラルはどこにでもありそうだ。

また、質の面でも問題になる。一人が見つけた質の高い情報を共有することは良いのだが、他の人が探した場合でもその質の高い情報にたどり着いたかどうかだ。本当にそれが質が高いものなのか、他の人から見れば簡単に見つかる情報でもっと良い情報があるのではないか、という競い合いがなくなるのだ。「この情報があれば解決するし、これ以上のものは望まない」となっていてももう少し先の情報がないか探してストックしておくことをしていきたい。

そこまでの情報でこの先ずっと問題も課題も発生しないのであれば良いが、その情報を基礎とした問題や課題というのは発生するものだ。そのときにストックしておいた情報を引き出しとすれば取り組みも早くなり、解決や改善までのスピードも良くなるだろう。もちろん、結果的な質にも良い影響を与える。情報収集に終わりはなく、完璧な情報を見つけるのはとても困難だ。

だからこそ多人数で情報収集をする場合には我先にと集めて共有していき、他の人からもどんどん情報を集めるのが良い。そのとき、同じ情報でもいいのだ。同じ記事内容だとしても数値が違う、見方が違う、など出てくる。そのときにまたどちらが正しいのか、両方間違っているのか、と別の情報を探しまわり、情報としての質をより高めることができるからだ。

自分一人で集めた情報の場合でも気になったところは掘り下げて探し、必要以上に集まった情報はストックしていけばいつか役立つ情報に変化するはずだ。一生使わない知識や情報だとしても構わない。どうせ未来はどうなるか分からない、それなら色んな情報をストックしておいたほうが楽しいじゃないか。

情報調査力のプロフェッショナル―ビジネスの質を高める「調べる力」

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