5年働いて給料が増えないなら辞めてしまえ
就職難の中やっと入社して始めは怒られながらもだんだん仕事を任せられ、周りからの評価も上がって気になってくるのが給料である。
仕事も回せるようになり周りからの評価もあれば昇給にも期待が膨らむのが当たり前である。だが自己評価や周りからの評価は会社からの評価とは全く別物である。
会社からは成果だけではなく成長や貢献度、失敗なども見てから評価をする。わずかな失敗で昇給に至らないことはよくある話だ。同じような失敗や去年と同じことをしているのであれば尚更である。
それを挽回すべく遅くまで働き、色んな仕事に前向きに取り組むものの頑張りだけを評価されてその結果となる給料には何も反映されない。そんなことを数年繰り返していればモチベーションも下がり、上にいくステージにも躊躇してしまうものだ。
不平や不満を会社にぶつけ、解決案を出されるも根本的な解決にはならない日々が続き、いつしか悪循環に陥る。それでももがいてなんとか給料を上げようと頑張り続ける。
そういう日々の中、5年経ったときにどのくらい給料、年収が上がってるか比較してみるといい。まるで上がってないようならその会社はとっとと辞めたほうがいい。3年でもいいくらいだ。
その会社で求められる能力や成果を出すことができないようなら次のステージに行くべきである。この会社は地位や給料を上げる度胸もないと思うのもいい。危険なのは給料上げることもできない状態のまま居続けることである。
現状維持を望むのであれば早朝出勤や残業のない仕事のやり方をしなければならない。それすらできずに働くのは心身ともによくない。自分を少しずつ壊していき、いつしか本当にボロボロになる。そんな働き方をして誰が幸せになるのか。
3年、5年以上働いてる人は入社した頃の給与明細を開いてみるといい。そのときより熱い気持ちはあるか、今の自分は想像していた地位や給料になっているか、3年後5年後の自分はどうなっているか、を見ることだ。
未来を想像して疲れるだけなら辞めてしまえ。
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瞬発的な多忙が不規則に続くときは注意が必要
仕事で一部の従業員に瞬発的な多忙が不規則に続くときは注意が必要である。
チームや部署で負担を減らすアイデアを出し、解決のための行動やフォローをしなければ真綿で首を絞めるように徐々に弱っていき、その従業員は誰も信じられなくなり辞めていく。
瞬発的だから終われば楽になるし成長にも繋がる、という声や気持ちは本人からしてみれば突き放されたと思うだけである。単純に助けが欲しく、こうしたことが起こらないようにしてほしいだけなのである。
そして、一番の問題はそれを乗り越えたとして納得のいく評価にならず報酬に反映されない仕組みである。
やろうとしないから困難になる
最近、街中で見た言葉である。
『困難だからできないのではない、やろうとしないから困難なのだ。』
全くその通りである。
やろうともしないで「難しいからできません」はただ逃げてるだけである。そして、実際にやってみると思ったほど難しくないことが多い。 やらずに難しいと決めつけず、どれだけ難しいかをやってみることが大事である。